剣道の教えを通じてビジネスを考える
私は小学1年生から剣道をしています。
現時点で、剣道歴は約35年ほどです。
趣味というよりは、仕事とは別の人生の中での挑戦という位置づけです。
有難いことに仕事でも剣道に関わらせて頂く機会も少なくありません。
母校の東洋大姫路では、メンタルトレーナーとしてサポートさせていただいています。
その他、短期的なサポートとしてメンタルトレーニングに関するセミナーの依頼を受けたり、剣道雑誌の取材や記事の依頼もいただきました。
会社員時代は実業団チームにいたのですが、選手として成績を残すことはできていませんが、長く続けてきたことが仕事として活かせている機会につながったことで、継続することは大切だと身に染みています。
経営にも生きる剣道の教え
剣道を続けてきた中で、礼儀作法や物を大切にすること、先を読んで行動をすることなどを指導していただきました。
また、剣道は自分の心を律しつつ、機会を感じたら思い切ることが求められるので、稽古や試合で相手と対峙する中で心が鍛錬できます。
剣道で学んだ全てのことは、会社経営に活かすことができています。
剣道で学んだことを指針に取り組んできたことで今があると感じています。
起業してからは、さまざまな判断を自分だけで行っていますが、判断基準には剣道の教えに従っているところは多いです。
剣道を通じて体験してきた挑戦と向上
剣道は、何歳になっても挑戦と向上を続けていくことができる武道です。
その理由は、段位制度があり最高峰の八段になるには、合格率1%以下の難関を突破しなければなず、八段を取得できたとしても八段になり修行を重ねてきた多くの先生方がおられ、目指すべき指針があります。
剣道を経験したことない方には、私が60歳を超える八段の先生と稽古をしても全く適わないということを信じてもらえないことが多いのですが、全く遠慮せずに向かって行っても本当に適わないのです。
剣道には、段位制度とその段位の頂点にいる先生方が最高峰の段位だということが納得できるほど強いという現実があるからこそ、40歳を超えてもより一層強くなりたい、剣道を追求したいと思えるのです。
剣道という環境の中で培った挑戦心と向上心も仕事に大いに活かされています。
私の仕事は常に研鑽を続ける必要があるという点、目に見えないものに意識を向けながら相手の言動にも注意してコミュニケーションをとることが求められるので、剣道の中で身につけたい能力とカウンセリングやコーチングを上手くなる上で身につけたい能力が似ています。
そのため、剣道で成長を求める時に意識していることが、そのまま仕事にも通じていて、私にとっては剣道の延長戦のような自然な形で仕事に取り組めています。
剣道には他のスポーツにも通じる教えが多い
剣道だけでなく、名称に『道』とつく日本の文化は、心に関する教えが豊富です。
私が心理に関する仕事に関心を持ったのも、剣道を続けていたことも関係しているかもしれません。
このブログでは、剣道に関する記事や剣道の教えとも関連しているスポーツ心理に関する記事も書いていきたいと思います。